ガーデニング初心者におすすめな育てやすい花、5選

ガーデニング

メンズガーデナーkazuです。みなさん、ガーデニングを楽しんでいますか?今回はガーデナー歴7年のぼくが選んだ、初心者におすすめな育てやすい花を5つ紹介します。どれもぼくがいままで育ててきた花ばかりです。どの花もとても丈夫で育てやすい花ばかりですよ。

これからガーデニングを始めたい方にも、今回の記事が参考となればうれしいです。

こんな悩みを解決します!

「毎日いそがしくて、ついつい水やりを忘れて枯らしてしまう・・・」

「長いあいだ花を楽しみたいのだけれど、すぐに花が終わってまう・・・」

「パンジーやビオラにはもう飽きちゃって・・・」

定番のものだけではなく、変わりダネや、ながい間楽しませてくれる植物たちを、メンズガーデナーの視点から紹介します。それでは、さっそく行ってみましょう!

ガーデニング初心者におすすめの花とは?

ガーデニング初心者の方には、多年草や宿根草がおすすめです。多年草や宿根草は一年草に比べて丈夫なものが多く、うまく育てられたら来年も花が楽しめます。とくに宿根草は花だけでなく、葉の色やかたちも豊富で2倍楽しむことができますよ。

ぼくは毎年庭で宿根草が芽をだすと、「今年もあえたね」と声をかけています。・・・いや、ぼくが変なのではなく、そのくらい植物たちがまるで家族か自分のこどもに愛着がわいてくるという意味ですからね?

多年草・宿根草とは

草本植物で、冬期に地上部の全部または一部は枯れるが、地下部は越冬して毎年春に芽を出すもの。キク・オオバコ・ススキ・ユリなどの類。

シュンラン・オモト・ユキノシタなどの常緑多年草は、地上の葉も枯れないで越冬する。

広辞苑より引用

ガーデニング初心者におすすめの花①エリゲロン

エリゲロンは別名、ゲンペイコギク(源平小菊)と呼ばれている多年草です。道端に咲いているハルジオンやヒメジョオンとは仲間なんですね。なのでとても強く、丈夫です。ゲンペイコギクの名のとおり、白い花がやがてピンク色になり、紅白になります。

一番におすすめの理由は、暑さ寒さにつよく・春だけでなく秋にも花が咲くことです。2センチくらいの小菊のような花が真夏と真冬以外、ほぼ1年をとおして咲いてくれるとても優秀な子ですよ。

生育はとても旺盛で、カットしないとどんどん大きくなります。カットする際もバッサリきってしまっても問題ありません。肥料もなくても大丈夫です。鉢植えなら一株でじゅうぶん、庭植えなら花壇のまとめ役として手前に植えるのがおすすめです。

ガーデニング初心者におすすめな花②リナリア・プルプレア

リナリア・プルプレアは別名、宿根リナリアと呼ばれている常緑の多年草です。白やピンクの種類のリナリアもありますが、ぼくの経験上プルプレアが一番安心して育てられます。白が一番弱いのかも。

草丈は細長くすらりと伸び、葉の色もシルバーグリーンでほかの植物と良くなじみます。イングリッシュガーデンやローズガーデン、ボーダーガーデンにはよく使われています。

4月から7月までよく咲き、カットすれば夏以降も咲いてくれます。こぼれだねの発芽率が良いため、庭でどんどん増やすことができます。大きくなりすぎてしまうため、肥料はなくても大丈夫です。

ガーデニング初心者におすすめな花③ベロニカ・オックスフォードブルー

ベロニカ・オックスフォードブルーは這性のベロニカで、庭に春のおとずれを知らせてくれる宿根草です。葉の色はブロンズからグリーンへと変わっていき、変化を楽しめます。花壇や鉢植えでは前方に植えることが多いです。とても丈夫で夏も冬もへっちゃら、株分けでたくさん増やすことができますよ。

ベロニカの草丈は10センチくらいで、ブルーの小花が3月から5月まで無数に咲きます。一面にこぼれるように咲くその姿はブルーのカーペットみたいでとても素敵ですよ。

とても種類がおおく育てやすいものばかりのベロニカですが、オックスフォードブルーは花が咲いたあとも冬まで葉があり、庭がさみしくなりません。グランドカバーにも使われることのあるベロニカの葉はとても小さく丈夫です。真夏で放置してしまっても枯れる心配がないので、安心して育てることができますよ。

ガーデニング初心者におすすめな花④ラムズイヤー

ラムズイヤーは白い毛で覆われた柔らかなてざわりの葉をもっており、lamb’s ear(羊の耳)の名前にぴったりの多年草です。みてもさわっても楽しい植物なので、お子さんがいらっしゃる方はぜひ育ててみてください。シソ科のハーブの一種なので葉には香りもありますよ。

ラムズイヤーは珍しいシルバーの葉がポイントで、緑色ばかりで単調になりがちの庭のアクセントになります。いわゆるカラーリーフとよばれる植物です。5月中旬から茎がのび始め、7月まで小さな紫色の花が咲きます。

ラムズイヤーは日向を好み、半日陰だと花が咲かなかったりすることもあるため、なるべく日向に植えてあげてください。寒さには強いですが、高温多湿がすこし苦手なため株の蒸れには注意が必要です。といっても決して難しいことはなく、枯れてきた・腐ってきた株本の葉を気になったときにむしるだけで大丈夫です。

ガーデニング初心者におすすめな花⑤ヒューケラ

最後はヒューケラです。ヒューケラは別名ツボサンゴとよばれている常緑多年草で、ラムズイヤー同様カラーリーフとよばれる植物ですが、じつは葉だけでなく花もステキなんですよ。花壇では縁どりとして使われることが多く、寄せ植えでも定番な植物です。一鉢で植えても3年目には大きくなり、とても見ごたえがあります。

ヒューケラの魅力は何といっても幅広い葉色のバリュエーションです。ライムにキャラメル、ブロンズ、オレンジや斑入りのものなど変化に富みます。先に述べたとおり花壇や寄せ植えにも使えるため、近年人気の高い植物です。(そのためお値段もすこしお高めです・・・。)花はすっと立ち上がった花茎から釣鐘のような小花を咲かせます。そしてあまり主張しない分、ほかの草花とも相性が良く花期もながく楽しめます。

ヒューケラは日陰にも強く、半日陰であれば問題なく花を咲かせてくれます。ガーデニングを楽しむ環境はそれぞれ違うので、半日陰の庭のかたもいらっしゃると思います。そんな方にはヒューケラを特におすすめします。水やりは毎日あげる必要はありませんが、乾燥には注意してくださいね

まとめ

いかがだったでしょうか?

どれも丈夫で育てやすく、植えっぱなしにしても大丈夫な花ばかりです。肥料や水やりも最低限でOK、毎年咲いてくれるので植え替えの心配もありません。2年もたてばたくさんの花を咲かせてくれますよ。

ガーデニングは品種選びと特性さえ理解できれば、どなたでもお手軽にガーデニングを楽しむことができます。毎日いそがしいあなたでも無理なく自分のペースで続けられます。

四季を通して毎日ちがう表情を見せてくれる植物たち。どんな環境でも文句を言わず、きれいな花を咲かせてくれる植物から、ぼくたちはたくさんのエネルギーを受け取っている気がします。

今回おすすめした花たちがあなたの暮らしを豊かにしてくれますように。

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